院内感染予防対策⑥ Airdogを設置しました
8月に入り、長引いていた梅雨がようやく明け、あの暑い夏がやってきました。蝉の鳴き声だけを聞いていると、いつもと変わらぬ夏を感じさせられ、「ホッ」とする気がします。現実に目を向ければ世の中は、まだまだ「コロナ・コロナ・コロナ」一色の感があります。
海外の論文から「湿度が1%下がれば新型コロナウイルスが6%増える」という報告が出ました。現在が、新型コロナウイルス感染の第2波とする見方がある中、今のこの状態が秋から冬まで続いたとすれば、気温と湿度共に下がり、空気が乾燥する季節を迎えれば大変な状況になってしまうことが予想されます。そうならぬ為にも、早急な国の対策が求められるところでしょう。しかし、これからしばらくの季節は、熱中症予防対策も加わります。
新型コロナウイルス感染予防対策と共に手を加えていかなければなりません。院内では、夏場のエアコン可動時でも、窓は開けており換気しています。また、保冷剤やコンビニ袋に入れた角氷も活用しサーキュレーターの前に置くなどして、工夫しています。
前回のブログの中の写真で紹介しました空気清浄機、3台の中の一番左側に写っている背の低い空気清浄機が「AirdogX5s」です。米国特許を取得したT・P・Aテクノロジーと呼ばれる技術で、最小吸着粒子0.0146umを実現しています。花粉30umm、細菌5um、インフルエンザウイルス0.1umよりも小さな粒子を付着させることが出来ます。二極の電極を使用して電磁場を生成し、フィルターを通過する汚染物質にプラスイオンを帯電させ磁石のように汚染物質をフィルターに付着除去することが出来ます。非常に高い空気浄化能力があります。診療室のメインとなる場所に設置していますので、これまた、安心感が持てます。
スタッフ全員で、毎月第1土曜日に床置型空気清浄機も定期清浄を行っています。説明書を片手に頑張っています。習志野市歯科医師会経由で、定期的にマスクやフェースシールドの配布があり、ありがたく使わせて頂いています。先日は、国からの受給となるそうですが簡易的な防護服の配布がありました。実際にこれを着用して診療を行う機会は今はまだ無いと感じていますが、いづれ必要になってきた時は、身につけさせて頂こうと思います。
当医院の実際の細かな部分の院内感染予防対策も、かなり充実してきました。テキストマニュアルとして印刷し、全員で再確認しながら、継続していきます。